• 測り、分析する。

    cutting-edge applications of terrestrial laser scanning and sfm-mvs photogrammetry for various kinds of landforms.

    about
  • 素材と道具

    analysis of high-definition topographic data using geospatial technologies – GIS spatial analysis tools and applications.

    tools
  • 研究課題

    various projects using high-definition topography data.

    projects

2018/05/12

JpGU2018 地形鮮明化プロジェクト 発表リスト

 5月20日(土)~5月24日(木)に幕張メッセで「日本地球惑星科学連合2018年大会(JpGU)」が行われます。本日ホームページにて予稿PDFが公開されました。地形鮮明化プロジェクト関連発表をまとめました。
また、地形鮮明化プロジェクトでは、5月20日(土)PM1のコマに、セッション M-TT35:"HIGH-DEFINITION TOPOGRAPHY AND GEOPHYSICAL DATA ANALYSIS"(高精細地形・地球物理データ解析)も主催します(EGU, AGUとのJoint Session)。

※リスト中の[EE]は英語セッション、[JJ]は日本語セッションです。

● 海岸砂丘

[MTT35-04] Evaluating the current status of the zonation of coastal dune vegetation in the Boso Peninsula using UAS-SfM photogrammetry

*中田 康隆、小口 高早川 裕弌
  • [EE] 口頭発表
  •  
  • | セッション記号 M (領域外・複数領域)
  •  
  • | M-TT 計測技術・研究手法
2018年5月20日(日) 13:45 〜 15:15 A03 (東京ベイ幕張ホール)

[HGM02-P05] Evaluation of geomorphological changes on Kujukuri beach from 2015 to 2018 based on UAV SfM


*Mergen Kungaa、Shoichiro Uchiyama、Toshihiko Sugai、Atsuto Izumida、Taro Funatsu

  • [EE] ポスター発表
  •    
  • | セッション記号 H (地球人間圏科学)
  •    
  • | H-GM 地形学
2018年5月23日(水) 15:30 〜 17:00 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)

[HTT15-P02] Clarification of relationships between coastal dune vegetation and landforms based on ALS and UAS-SfM photogrammetry for nature conservation and restoration: Tottori Sand Dunes, Southwest Japan

*中田 康隆小口 高早川 裕弌

[H-TT15] Geographic Information Systems and Cartography

  • [EE] ポスター発表
  •    
  • | セッション記号 H (地球人間圏科学)
  •    
  • | H-TT 計測技術・研究手法
2018年5月24日(木) 10:45 〜 12:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)

● 河川、土石流

[MTT35-02] Practical acquisition of high-frequency, high-definition topographic data on riverbed morphology

*小倉 拓郎早川 裕弌、青木 賢人
  • [EE] 口頭発表
  •    
  • | セッション記号 M (領域外・複数領域)
  •    
  • | M-TT 計測技術・研究手法
2018年5月20日(日) 13:45 〜 15:15 A03 (東京ベイ幕張ホール)
*今泉 文寿、増井 健志、横田 優至、經隆 悠早川 裕弌、堀田 紀文、逢坂 興宏、土屋 智
  • [EE] 口頭発表
  •  
  • | セッション記号 H (地球人間圏科学)
  •  
  • | H-DS 防災地球科学
2018年5月22日(火) 10:45 〜 12:15 201B (幕張メッセ国際会議場 2F)

● 崩壊

[MTT35-P01] Spatial distribution of landslides in Sensuikyo Area in the Aso region induced by the 2016 Kumamoto Earthquake

*羽田 康孝、小口 高早川 裕弌齋藤 仁内山 庄一郎
  • [EE] ポスター発表
  •    
  • | セッション記号 M (領域外・複数領域)
  •    
  • | M-TT 計測技術・研究手法
2018年5月20日(日) 15:30 〜 17:00 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)

● 精度検証

[MTT35-01] Examination of drone operational stability for geoscientificresearch atLongyearbyen, Svalbard
*李 在庸、小口 高早川 裕弌
  • [EE] 口頭発表
  •    
  • | セッション記号 M (領域外・複数領域)
  •    
  • | M-TT 計測技術・研究手法
2018年5月20日(日) 13:45 〜 15:15 A03 (東京ベイ幕張ホール)

[MTT35-P07] Applications of low-cost, high-precision GNSS positioning for RPAS measurements in an inaccessible area

*早川 裕弌、楠本 成寿小倉 拓郎

[M-TT35] 高精細地形・地球物理データ解析

  • [EE] ポスター発表
  •    
  • | セッション記号 M (領域外・複数領域)
  •    
  • | M-TT 計測技術・研究手法
2018年5月20日(日) 15:30 〜 17:00 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)

● 教育・アウトリーチ

[O07-02] 考古学・古環境学的研究データとアート: 古代は誰のものか

*安芸 早穂子早川 裕弌

[O-07] 地球科学とアート -互いの創造を拡大する-

  • [JJ] 口頭発表
  •    
  • | セッション記号 O (パブリック)
  •    
  • | パブリック
2018年5月20日(日) 13:45 〜 15:15 201A (幕張メッセ国際会議場 2F)

[O07-P01] アートと地形学:滝の多彩なみかた

*早川 裕弌、安芸 早穂子、ヘンベスト ジェニファー、マシウス ピーター

[O-07] 地球科学とアート -互いの創造を拡大する-

  • [JJ] ポスター発表
  •    
  • | セッション記号 O (パブリック)
  •    
  • | パブリック
2018年5月20日(日) 10:45 〜 12:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)

[G04-P02] 里山景観に関する地理的想像の促進:高精細地表情報と3D地形模型を用いた試み

*小倉 拓郎早川 裕弌中田 康隆、田村 裕彦、小口 千明、清水 きさら山内 啓之小口 高

[G-G04] 地球惑星科学のアウトリーチ

  • [JJ] ポスター発表
  •    
  • | セッション記号 G (教育・アウトリーチ)
  •    
  • | 教育・アウトリーチ
2018年5月20日(日) 15:30 〜 17:00 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)

[G03-P01] 歴史地震記録と教訓を後世へ伝えるための徳島県の地震津波碑の3次元デジタル化の取り組み

*谷川 亘、大橋 育順内山 庄一郎、浦本 豪一郎、山品 匡史、鈴木 比奈子

[G-G03] 災害を乗り越えるための「総合的防災教育」

  • [JJ] ポスター発表
  •    
  • | セッション記号 G (教育・アウトリーチ)
  •    
  • | 教育・アウトリーチ
2018年5月20日(日) 13:45 〜 15:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)

[HTT15-06] Developing materials for GIS practice in higher education and their application in a class of GIS exercises

*山内 啓之、小口 高早川 裕弌、羽田 康孝
  • [EE] 口頭発表
  •    
  • | セッション記号 H (地球人間圏科学)
  •    
  • | H-TT 計測技術・研究手法
2018年5月24日(木) 13:45 〜 15:15 102 (幕張メッセ国際会議場 1F)

2018/04/30

recognizing "waterfall" with art and geoscience: a practice at an international school / アートと地球科学で「滝」をみる 〜インターナショナルスクールでの実践〜


Thoroughly supported by the artist Aki Sahoko and the art teacher Jennifer de Calvillo, there was an opportunity for us (PI: hayakawa) to have a talk on the interaction of art and geoscience at an art class in the elementary school of Osaka International School.

アーティストの安芸早穂子さん、美術教諭のJennifer de Calvilloさんのご協力のもと、大阪インターナショナルスクール小学部の美術の授業で,アートと地球科学を織り交ぜたお話をさせていただく機会がありました。



From the viewpoint of science, the purpose of the geoscience study, methodological approaches including fieldwork, and the way of using the data obtained were outlined, and with some examples, the students are guided to understand the scientific procedures. From the viewpoint of art, after watching several expressions of 3D research data, the representation of one's images of water, mountains, rivers, oceans, etc. was challenged to be expressed as drawings.

サイエンスの観点からは,どういった目的で,どのような方法のフィールドワークがなされて,また取ったデータを使うのかを概観し,いくつかの事例を紹介して具体的に理解してもらいます。そしてアートの視点からは,研究成果として得られたデータの表現方法をいくつか見た上で,自身らがもつ水や山,川,海などのイメージの表象を,絵として表現することを試みます。



The target is equivalent to the 3rd to 4th-grade elementary school in Japan.
The chief theme picked up is "waterfall".

対象は,日本の小学校3〜4年生相当。
取り上げた主なテーマは,「滝」です。



The building of Osaka International School is a modern and open architecture.

大阪インターナショナルスクールはモダンで開放的な建築です。



It is a so-called "art room" of a school. Unlike those in typical Japanese schools, various "decorations" are presented to enhance one's inspiration even just staying in the room. Projectors are also available. 

いわゆる学校の「美術室」ですが,いろいろな「飾り」が散りばめられていて,その部屋にいるだけでも多様なインスピレーションを得られる仕組みになっています。プロジェクタも完備。



Waterfall expressed as "point cloud", obtained by a three-dimensional measurement. Here, the world is represented by "points". Also, the art teacher Jennifer explains the common characteristics with the drawing of "pointillism" in the 19th century.

3次元計測により「点群」として表現された滝。世界が「点」で表現されています。それと,19世紀の点描画を並べて,共通点を語るJennifer先生



3D point cloud by terrestrial laser scanning of Choshi Ohtaki in Oirase Valley, Aomori Prefecture, northern Japan.
This model is marked as "Staff picked" in Sketchfab, and has received much attention from numerous people.

青森県奥入瀬渓谷・銚子大滝の地上レーザ測量による3次元点群。
実はこのモデル,SketchfabでもStaff pickedに取り上げられ,多くの方からの注目を浴びています。



An example of pointillism in the 19th century.
"A Sunday Afternoon on the Island of La Grande Jatte" (Georges Seurat, 1884-86)

19世紀の点描画の例。
『グランド・ジャット島の日曜日の午後』(ジョルジュ・スーラ,1884-86)



A personal computer and cardboards on the desk.

机の上にあるのはパソコンとダンボール。



Students manipulate the 3D model displayed on the computer.

3Dモデルをパソコンで表示したものを,実際に操作してグリグリ回して見ます。



 
Exploring the cardboard 3D models of an island and a waterfall created from the 3D measurement data. By watching and touching, they feel the shape of nature at their hand.

3次元データから作成した島や滝のダンボール立体モデル。みて,さわって,自然の造形を手元で感じます。



A "waterfall" made by Ms. Aki. When opening the cardboard box of Amazon, a waterfall flows out. Amazon in Amazon !!

安芸さんがつくった「滝」。アマゾンのダンボール箱を開くと,滝が流れ出てきます。Amazon in Amazon!!



One's image of a waterfall is drawn on a triangular paper. Some of the imagination is from the observation in outdoors while watching the flow of water. Paints and color pencils are NOT used – colors are given by grinding down natural items such as flowers and soil.

三角形の台紙に,各自がもつ滝のイメージを描いて行きます。実際に屋外に出て,水の流れを見ながら描いた部分も。絵の具や色えんぴつなどは実は使っていなくて,草花や土をすりつけて彩色しています。



****



The student's production will continue, and they will eventually be presented at the JpGU meeting next month.
Please look forward to it!
生徒みなさんのこの制作は,引き続きブラッシュアップされ,最終的に来月のJpGUで発表されます。
どうぞお楽しみに!



May 20, 2018 (Sun.) Poster session of "Collaboration and Co-creation between Geoscience and Art"
O07-P01 アートと地形学:滝の多彩なみかた
O07-P01 "Art and geomorphology: colorful recognition of waterfalls" 

2018/5/20(日) 「地球科学とアートの協働・共創」ポスターセッション
O07-P01 アートと地形学:滝の多彩なみかた






2018/04/22

迷探偵GNSS~ゼロの誤差を追え~ 防災科学技術研究所一般公開「ぼうさいミュージアム2018」開催報告

 本日、防災科学技術研究所にて一般公開「ぼうさいミュージアム2018」が開催されました。こちらの催しの中で、地形鮮明化プロジェクトからは「迷探偵GNSS~ゼロの誤差を追え~」と題して、低価格GNSSを用いた測量体験イベントを開催しました。


かっこいいロゴマークは、製作に2時間かかったそうです。



お手製RTK測量キット。こちらを用いて測量体験を行ってもらいました。
なんと!整理券がすぐに売り切れてしまうほどの盛況ぶりでした!!


まずは内山先生によるGNSSの説明。
測量で使う(本日も使用)「搬送波測位(精度1~5 cm、干渉に弱い)」と
スマホなどに使われている「コード測位(精度5~10 m)」
の違いについて説明。


地球上の位置を測定するGNSSの基本的な概念も、ヒモを使って実演しました。


さっそく測量体験です。
それぞれの持ち場に分かれて、3点の基準点を測位。
問題用紙を配布し、用紙に書かれている座標に最も近い座標を探し出してもらいました。
問題用紙には"謎"が書かれており、丁寧に測量しないと答えが導き出せない仕掛けになっています。

cmオーダーの測量ができるため、「このくらいの広さの違いも測量できるんだ!」と
参加者の皆さんは驚いておりました。精度についても、皆さん数mm程度で計測できており、上出来でした。


※クリックすると動画が再生されます

そのほかにも、プラレールの上にGNSSアンテナを置いて、搬送波測位とコード測位の違いについてのデモンストレーションも行いました。線路は複線になっており、同じ周回をどのように記録されるのかを見てもらいました。

奥に見えるのは固定局です。
搬送波測位は干渉に弱いので、周囲は警備が万全になっております。

このログを見てみると…!?

※クリックすると動画が再生されます

画面左側が搬送波測位、画面右側がコード測位の結果です。
搬送波測位のログは、きれいに円を描いているのが確認できます。
このように、cmオーダー精度で測量が行えるということが手軽にデモンストレーションできました。



ポスターパネル展示などで、GNSSやUASについても説明しました。

 印象としては、小学校中学年ごろのお子さんくらいから非常に熱中して取り組んでもらえたように思えます。中には30分間で5問も解いてくれた(測量してくれた)グループの方もいらっしゃいました!普段何気なく使われている位置計測の技術について、少し理解してもらえたようだと手ごたえを感じました。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
低価格GNSSに関してはこちらの記事もあわせてご覧ください。

2018/03/24

田谷の里山・地形模型完成披露会

 神奈川県横浜市栄区田谷町には、「田谷の洞窟」と呼ばれる手彫りの洞窟があります。その環境保全に関する研究を、埼玉大学地圏科学研究センターの小口千明研究室と共同で行っております。 本日は、その環境調査の成果報告と、地域の地形情報をもとに、小学生たちが製作した「地形模型」の披露会が行われました。


 地域の小学校(横浜市立千秀小学校)6年生が作成した地形模型です。自分で素材を切って貼って積み上げるプロセスを通して、地域の地形的な特徴を体感することができます。地形模型を見ながら、「このへん水が流れるかもしれないねー」などとお話する児童もいました。


千秀小学校6年生は、総合的な学習の時間で1年間田谷の洞窟について歴史や環境などに関する探究学習を行ってきました。地形模型は、その時間にクラスで一丸となって作成したものです。計12時間配当で実施され、その導入の時間に、地形模型の基となったデータの取得方法や高精細地形情報を利用した環境調査の手法について1月に早川が講義を行いました。UASやTLSを用いたデータ解析手法についての解説はもちろん、3Dプリントモデルを用いた地形の侵食・堆積域の理解促進にもトライしました。
(写真は2月3日に千秀小学校6年1組・総合的な学習の時間で行われた授業風景)


……空き時間にこっそりSfMを用いてざっくり3Dスキャンしてみました。
こちらのURLからモデルを触れてみてください。


当日は部屋がいっぱいになるくらい、地域住民の方々がお越しになりました。


地形鮮明化プロジェクトからは、UASで取得した点群データや3Dモデルの展示、パノラマ画像を用いたVR体験などを出展しました。1年間学習してきた田谷の洞窟の3Dアーカイブデータを、実際にタッチパネルを通して触れてもらいました。


ヘッドセットを装着し、地域の様子について実際に動きながら見てもらいました。


イメージ図です。こちらを俯瞰してVRで見てもらいました。




他にも、地域の高校の総合的な学習の成果報告や、ボランティアによる軽食販売、田谷の洞窟保全実行委員会のあゆみについての展示などが見られました。


 こちらの授業実践の成果については、一部を5月に幕張で行われる日本地球惑星科学連合(JpGU)のアウトリーチセッションで報告いたします。ご興味のある方はぜひいらしてください。